Rocky Linux は RHEL ソース公開方法編後も更新を継続

Rocky Linux は RHEL ソース公開方法編後も更新を継続

Rocky Linux は RHEL ソース公開方法編後も更新を継続

概要

Rocky Linux を構築する RHEL ソースコードが公開されていた git.centos.org の更新停止12215299 – Missing sources on git.centos.org https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=2215299と、6/22 は Red Hat から git.centos.org 更新停止の発表がありました。Rocky Linux は、従来の手法で構築できないことが判明したものの、6/23 に Rocky 8 および 9 のサポート継続を宣言し、6/24 にはパッケージの更新が再開できるようになったと発表

詳細

Red Hat の 6/21 発表「Furthering the evolution of CentOS Stream」(CentOS Streamの更なる進化)では、CentOS Streamが RHEL 関連のソースコード公開の唯一のリポジトリになる(CentOS Stream will now be the sole repository for public RHEL-related source code releases)という記載がありました。従来は git.centos.org にソースコードを送信していましたが、以後は行わないというものです。そのかわりに、RHEL のポータルサイトからのみソースコードが入手できるようになるという発表でした。

実際には、この発表に先がけ Rocky Linux は「Last week we had identified we were about ten updates behind」(先週から10ほど更新が遅れている)と認識しており、同様のプロジェクトである AlmaLinux もパッケージの更新が遅延している状況を把握していました。AlmaLinux は 6/15 に bugzilla でバグ報告をしていますが、6/21 にコメント欄で「With the end of life of CentOS Linux 7 coming, we will no longer publish source code on git.centos.org.」(CentOS Linux 7 の提供終了(EOL)に伴い、git.centos.org でのソースコードの公開を終了する)という返信がありました。

これをうけ、Rocky Linux プロジェクトは、git.centos.org からソースコードを自動的に取り込む方法をやめ、「After tireless efforts by team members」(チームメンバの絶え間ない努力により)6/24 には何らかの方法でパッケージを更新できる体制を整えた模様です。さらに、手動での作業が増えたとはいえ、ライセンスは遵守している旨の記載もありました。

This is more manual work than our previous processes, but it does abide by licensing agreements

また、今後はすべての SRPM 、パッチ、対象のチェックサムといった透明性を確保する方法も準備するとの記載がブログにあります。

これ以上の詳しいことは Rocky Linux のプロジェクトに書かれていませんので分かりませんが、6/22 の発表にあったように、Rocky Linux 8 および 9 の完全サポートを維持する体制が整った模様です。

参考情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。